五歩一興吾朗のTo be or Not to be

目標は40歳までに3000万円の資産形成をしてサイドFIRE。投資、エンジニア、結婚生活、料理、などなど。日常について。

他人事

 

 

ではないなぁ、と思った話。

 

 

毎週金曜日は会社でチームのミーティングがあるのだが、

今年で7年目になる先輩が、ついにドロップアウトしてしまった。

 

 

建前上は体調不良でしばらく休みとのことだったが、たぶんもう会社を辞めたいとかそんな話が上がったのだと思う。

もういないものとしてカウントしてくれ、とのことだった。

 

今日も夜間のリリース作業がある予定だったが会社にはいっておらず、
明日も休日出勤の予定が入っていたのだが、それも他の人に代わってもらったようだ。

 

割と大きめのプロジェクトも任されていたのだが、全部他の人が引き継いでいた。

 

まじで、聞いていてとてもではないが、他人事とは思えなかった。

 

現に、最近いかに今の仕事を辞めるかを考えているし、
サラリーマンは税金がとられるから独立だとか、自分の本当にやりたいことは何かを考えてみたりだとか、あの手この手で、とにかく仕事を仕事を辞める方法を考えている。

 

もはや仕事を辞めるために投資の勉強をしたり、本当に興味のあることを探したりしている。

 

仕事を辞めるという手段を使って、本当にやりたいことをするという目的を達成するという考えから、
仕事を辞めるという目的のために、本当にやりたいことを探すという手段をとっている。
これまでにない綺麗な逆転現象である。

 

 

次の1on1で、上長に自分も実は。。。とか言ってしまいたくなる気持ちをぐっとこらえて、来週からも頑張るゾぃ。

 

 

これといって他に得意なことややりたいこともないので、
残念なことに今の仕事を続けるのが一番儲かってしまう。

 

だが、今のチームにはいたくない。

 

なぜいたくないのか?今の会社の中で、どのチームなら行きたいと思えるのか?
を、上長との会話までに整理しておきたい。

 

 

今の仕事のいやなところを考えてみた。

・仕事が自分でコントロールできない
 他チーム起因の障害に巻き込まれること。
 顧客のミスのしりぬぐいをさせられる立場であること。
 どうにもならない障害で夜多々起こされること。
 

・関係者が多すぎて、調整がめんどくさい。
 システムがでかすぎて、他サーバや周辺システムと利害が一致することが
 まずない。

 

・システムとしておもんない
 COBOLが書ける人を欲している人なんかどこにもいない
 Oracleを使う機会なんてない
 わかりづらくて面白くない

 研修でやったJavaはよかった。
 クラスとか、関数とか。
 画面もJavaScriptで面白かったのに、改修が入ることなんてめったにないので触らない。
 性能対策とか、本格的に興味がない。

 できるようになっても、わかるようになっても、うまみがない。

 

・利用者の顔が見えない
 自分のチームで作ってるものがどうやって使われているのかわからない。
 そもそも必要ないものに感じていて、保守してやろうという気持ちにならない。

 

 

 

そうはいっても、何個かやりがいのあった仕事や、楽しいと思えた瞬間はあった。

 

 

・検索系のテーマ
 要件がはっきりしていて、使われ方をイメージしやすかった。
 自分が上流工程にしっかり頭を使っていれば、実装の部分はパートナーが
 しっかりやってくれていたため、楽だった。

 

業務的な構想にどっぷり頭を使えるのがとても満足感が高かった。

運用設計とか性能対策とかそういった細かいシステムの話は苦手だなと、つくづく感じたプロジェクトだった。

一時期はできるようになろうと頑張ってみたこともあったが、本格的に体が受け付けない。

全然面白くなかった。

もしかして、ユーザ側の企業のIT部門として働いた方が楽しい???

 

・営業譲渡のテーマ
 チームが所有する機能全体を横断的に把握する必要があった。
 いろんな情報が集まってくる機能の特性上、ユーザの業務を満遍なく理解する必要があり、最初は苦しんだが、 

 いろいろわかってきて繋がってくると面白いと思えることが増えた。

ネックなのは、パートナーの動きがちょっと悪いことと、プロジェクトマネージャーが方針の打ち出しが甘く、いまいち要件がわからないこと。

 

・自分でやってみたPython
 わかるとおもしろい。作ったプログラムが動作してるのを見るのは面白い。

やりたいこと、システムで叶えたい機能がはっきりしていて、それが目に見えて動いているのを見るのは好きなのだろう。

 

コンプライアンス系の機能や、完全なバックオフィス業務の機能など、だれがどうやって使っていて、何のための機能なのかがわからないと、やはりどうしてもモチベーションにつながらなかった。

 

 

システムから入っていくより、業務から入っていく方がすんなり入ってくるんだなぁ。

 

そして、その業務はより自分に身近なものであればあるほど、やりがいに繋がっていくんだなぁ。

 

よし、これ今度伝えてみよう。