五歩一興吾朗のTo be or Not to be

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バフェットに学ぶ投資先個別株の選び方③

 

 

久々にまとまった一人の時間が取れたので、真面目な記事の続きを書いてみる。

 

我流投資法として、投資先を選定するにあたって、下記の三つの流れに沿って選んでいく方法を紹介した。

 

 

1.定量的観点(バリュー投資)から投資先を選定する。

 

2.その中で、自分が理解できる企業に絞る。

 

3.その中からさらに、定性的観点(グロース投資)から最終的な投資先を決定する。

 

 

今回は二つ目のステップである、自分が理解できる企業かどうか、
もっといえば、企業の理解の仕方?調べ方?について、掘り下げて紹介していく。

 

 

 

定量的な観点で割安な銘柄が絞れたら、次はその中から自分が理解できる企業か?
という視点でさらに投資先をしぼっていくのだが、
前提として、世間や経済のことには何も興味のない、投資超初心者が行うケースを想定しているので、
もちろん「理解できる企業」なんてものが存在しているなんて思っていない。

 

現に、ワイがそうである。

 

 

自分の働いている企業も「理解」していない。

 

 

そもそも、何を知っていれば、「理解」している状態だといえるのか?

 

それは、以下の4つだと考える。

 

・事業内容

・ビジネスモデル

・問題点

・将来性

 

これらの四つがきちんと自分の言葉で他人に説明できるようになっている状態であれば、
その企業を理解しているといえるだろう。

大事なのは、投資先の企業のビジネスモデルや将来性について、客観的に考えられていることだ。

 

 

会社の沿革や決算書の内容ももちろん大事だが、
財務的にクリーンなことはある程度定量的な観点のところで見れているので、
今はいったん良しとする。
今後、もっと慣れてきたらキャッシュフロー損益計算書も考慮に入れていく方針で考えている。

 

 

では、肝心の情報ソースや調べ方はどうするか?

 

一番確実なのは、一時的な情報源を確認することなので、

・企業が公開している年次報告書

ディスクロージャー資料

といった資料を見ることだが、なんかハードルが高い。

どこを見たらいいかもわからないし、書いてあることが理解できる確証もない。

 

そこで活躍するのが、我らがYoutube大先生である。

 

ある程度の規模の企業であれば、企業名と株価関連のワードで調べれば、
誰かしらがその企業の事業内容や会社概要、今後の見通しを紹介してくれている動画にぶち当たる。

 

そういった動画で解説を聞いて、理解するのが近道であろう。

 

特に、米国株投資に長期個別株投資をする場合におすすめである。

 

なぜなら、シンプルに年次報告書やディスクロージャー資料が読めないから。英語で。

 

読めなくもないが、シンプルに時間がかかるし、そんな理由で断念するくらいなら、
誰かの力を利用してしまって、自分が儲かる方がいいに決まっている。

 

国全体の経済の伸びでいえば、米国の方が日本よりも成長性が高いので、
長期投資先に米国を選びたい、なんてことはざらにあると思う。

 

そんな時に、ぜひこの方法で、安心安全な投資先選びをしてほしい。

 

 

そうして仕入れた情報をアウトプットし、頭の中にあるイメージを言語化・視覚化することで、
自分がその企業を理解できているか?を確かめる。

 

 

投資先を選ぶ際は、その企業の一部を自分で保有するつもりで選ぶこと、とバフェットもいっていたように、
これから買う商品が、これから自分のどのような利益をもたらしてくれるか?くらいは買う前に考えておいて損はないだろう。